個人旅行の勧め(国内)

新聞取ってる人少ないとは思いますが、折込みに入ってるパック旅行。滅茶苦茶高くなっています(15年前のほぼ倍)。

ターゲットがほぼ75歳以上、さすがにお値段が上がっているので、ホテルは無駄にいいところ、観光列車の乗車区間も微妙、訪問場所多すぎ、旅館はスイートでLCC。突っ込みどころが多すぎて困ります。完全フリープランならまだましですが、それなら、自力で組んだ方が自由度上がります。

折込の謳い文句が「貴重な青森直行便」とかです。確かに貴重なんですが(伊丹‐青森だと、プロペラで80席程度)、チャーターしたくても、できないいんでしょうね。普通に個人で予約すれば早いほど割引率上がります。しかしながら、現役世代は予約を取るのにも仕事の調整とかで直前になっちゃいそうです。ですが、JRだと発券基準が1か月前なので、そもそも早くとる意味がないです(早く取っても割引ないです)子育てを終えて、余裕が出てきた50代から旅行をお勧めします。

近場でも、行けば色々発見があっておもしいろいです。一番びっくりしたのが、松江城。あの良さは行かないと分からないです。3層の天守閣だったと記憶していますが、かなり長時間見学しました。

最初に親孝行旅行をしたのがまだ会社時代でしたので、2005年以前。まだ30代の頃です。退職前に保養所を使って湯布院に行きました。それから正月に帰ってこれない弟とおかんと日光とかそんな感じです。おかんの還暦もまだ30代で足摺岬。ここまでは、完全に個人旅行でした。3年に1回って程度ですね。私もまだ、家業専念という状態ではなくパートタイムで勤めていた時代です。

最初のパック旅行は北海道でした。当時はまだ少ないながらも寝台特急(現在定期便があるのはサンライズだけです)が走っていたので、それを組み込んだパックでした。車中泊1泊+2泊の3泊4日で86000円。流氷は見られなかったですが(暖冬で着岸どころか、船に乗っても見えないくらい)大満足の旅行でした。でも、もっと凄いの来ました。九州1周3泊4日往復新幹線で30000ジャスト。これ以上のものは見たことないです。

今は、前述のとおり値上がり続けて、当時の面影は見る影もないです。

個人旅行のきっかけになったのが、三朝温泉でした。三朝温泉って、結構つらいところ(駅から遠い)にあって、私の所からだと必然バスになります。でも、私は智頭急行に乗りたかった。なので、行きは宮本武蔵ー大原に寄ってから旅館。帰りに倉吉市内ー智頭ー帰る、という感じで観光を組み込みました、これは絶対にパックじゃ無理かなと思いました。(100%鳥取砂丘に行きます。個人的に何度も行っているので、これを含んでないというところも一因です)ところが、総額そんなに高くならないんです。せいぜい、特急分割の分の割り増し、観光地に行くためのタクシー代くらいで、それを外すとほぼ2万円(旅館1万+交通費1万)/1人程度。これだと自由度が高い方がいいと思ったのをよく覚えています。これから以降はどんな旅行でも、基本自前手配、たまに交通+宿のパックを使う程度です。最近はめっきり少食になってしまい、旅館のあふれんばかりの料理が食べきれないので、残念ですが、夕食なしかバイキングを選んでします。

頑張ってきた自分たちへのご褒美という意味も込めて、年に1回位程度、まずは計画だけでも立ててみると、旅行の姿が見えてきます。

 

(2024年2月15日 記)