令和6年3月場所 番付予想(思いっきり外してます)幕内

遅くなりましたがやってみます。()は1月場所番付と成績。〇数字は休場

 

1)幕内上位(横綱大関総当たり圏内)

横綱   照ノ富士(東横綱 13‐2優)

大関   霧島  (東大関 11‐4)   豊昇龍  (西大関 10‐4‐①)

大関2 貴景勝 (西大関2 2-2-⑪)  琴の若  (東関脇 13-2同)

関脇  大栄翔 (西関脇 9-6)    若元春  (東筆頭 10-5)

小結  阿炎  (西2 8-7)     錦木   (西5 8-7)

筆頭  朝乃山 (西7 9-3-③)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ここまではほぼフルオートでこうなります。錦木と朝乃山は点数(勝ち越し点の上げ幅)だけだと西4相当ですが、錦木が上位総当たり圏内のためあるいは5枚目以内ということで優先させています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

2)上位総当たり(平幕上位) +ー数字は勝ち越し負け越し点数

候補 宇良(西小結ー3)熱海富士(西筆頭ー3)翔猿(東4ー1)明生(西9+3)王鵬(西11+5)平戸海(西8+1)隆の勝(東12+5)この辺りが順位的に続きそうです。上がってくる人の星が足りなく微妙ですが、一応こんな感じに。

筆頭                  宇良   (西小結 6-9)

前2  明生  (西9 9-6)       熱海富士 (西筆頭 6-9)

前3  王鵬  (西11 10-5)     隆の勝  (東12 10-5)

前4  平戸海 (西8 8-7)       翔猿   (東4 7-8)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

同部屋、休場がない場合は西前4までが上位16人(各段1枚の場合)で総当たりですが、現実的にはあまりそういう状態にはならないので、上位(東前5以下)の力士が代打で上位に当たります。総当たりといっても厳密には三役力士には総当たり、平幕上位との対戦はその時の状況(星数、好成績者等)でかなり柔軟な運用がされます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

3)幕内中位(12枚目位まで)(今場所番付+ー点数、単純番付)で整理してから、具体的に考えます。

単純昇降幅順位で整理すると、翠富士(東2ー5、東7)金峰山(東6ー1、東7)豪の山(東3ー5、東8)剣翔(東11+3,東8)大の里(西15+7、西8)玉鷲(東10+1、東9)阿武咲(西14+5、西9)北勝富士(西3ー7、西10)高安(東小結ー11、東11)琴勝峰(東14+3、東11)正代(西4ー7、西11)一山本(東7-5、東12)御嶽海(東9ー3、東12)湘南乃海(西6ー7、西13)佐田の海(西10-3、西13)竜電(東5ー9、東14)島津海(東17+3,東14)となります。ここより下だと入れ替え周りの星等また違う要素が入ってくるので区切ります。十両トップ(昇格単純番付)の位置位で区切るのが一番分かりやすいと思います。

基本的には点数のまま上下しますが、格落ち補正(三役での負け越し)、平幕上位補正、横綱大関対戦ボーナス等考慮されます。1月場所の上位16名の位置は西4(正代)で、実際に番付順位で大関以上と当たった実質総当たりが東6(金峰山)、実際に当たっている阿武咲と大の里まで補正がかかると予想できます。このなかで最上位に来そうなのは、大の里かと思います。それを基準に番付をつけていきます。

前5 大の里 (西15 11-4)     翠富士 (東2 5-10)

前6 阿武咲 (西14 10-5)     金峰山 (東6 7-8)

前7 豪の山 (東3 5-10)     剣翔  (東11 9-6)

前8 玉鷲  (東10 8-7)      高安  (東小結 2-4-⑨)   

前9 北勝富士(西3 4-5-⑥)    琴勝峰 (東14 9-6)

前10 正代  (西4 4-11)       一山本 (東7 5-10)

前11 島津海 (東17 9-6)      御嶽海 (東9 6-9)

前12 竜電  (東5 3‐12)       湘南の海(西6 4-11)

前13 佐田の海(西10 6-9) 

大の里は中盤までの優勝争い、横綱大関戦を戦った(勝ち負け、内容はほぼ無視です)ので、最上位に位置させていますが、総当たりの最下位の翔猿がスライドなので、翔猿と上下入れ替えもありえます。阿武咲とのバランスで、この位置にしている面もあります。金峰山は翔猿スライドと同様にしています(総当たりの位置ではないですが金峰山までか結果総当たりになっているので)高安と北勝富士も入れ替えても問題ないです。好みや、内容といった話になると思います。高安は北勝富士に対して、格落ち(有利)、大関以上1戦(不利)、直接対決勝利(有利)となっていて、甲乙つけがたいですが、格落ち効果が高いと考えて高安上位にしています。一山本からは特に極端なボーナス的な要素はないにもかかわらず、ここら辺に入れないとバランスが悪すぎるという感じです。どこが半枚ずれてもいい感じです。もっと言うと竜電を西10にして後は半枚ずらす、でもいい気もしますが、バランス的にはこれになるかなという感じです。湘南乃海は対戦相手が平幕オンリーなので竜電と比べて降下幅は大きくなります。湘南乃海はむしろ佐田の海との比較になると思います。4勝と6勝(11敗と9敗)をどう考えるか、佐田の海の平幕2桁番付の評価、こういったことで総合的に考えられると思います。どちらも下げ幅は縮小されていますがどちらが上かといわれると微妙すぎます。下とのバランス、佐田の海と御嶽海のバランスで佐田の海を下位にしています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

4)幕尻

同様に単純昇降幅順位で整理すると、

基本的に幕内残留または入幕確実 美ノ海(東13-1、東14)奄美(東十筆頭+1、西16)錦富士(東十2+5、西13)北の若(西十3+5、西14)妙義龍(西12ー5、東十筆頭)ここまで入幕3名残留2名です。

幕内かどうかは周り次第 時疾風(東十6+5、東十筆頭)尊富士(東十10+11、西16)遠藤(西13ー5,東十2)宝富士(東16ー3、西十2)北青鵬(東8ー11、西十2))友風(東15-5、西十3) 入幕候補2名降格候補4名(ここまでで入幕または入幕候補5名降格候補4名)

どうかんがえても降格 武将山(西16ー7、東十7)碧山(西17ー15、西下筆頭)(ここまでで入幕または入幕候補5名降格または降格候補6名)

 

妙義龍を残留確定とした理由は東白龍(西十2+1、西十筆頭)との単純比較です。東筆頭の単純順位には恐らく勝てません。さらに東白龍は北青鵬(平幕中位の途中休場)に勝てないでしょう。昇格確実の3名は圧倒的(幕尻相当より2枚以上上回っている)に星が足りているか東筆頭での勝ち越しです。特に東十筆頭の入幕は最優先されます。(仮に降格者を無理やり1名作る状況でも基本的には上がります)周囲次第とは、そのままです。降格候補4名のうちほぼ、問答無用で降格が決まるのは友風です。周りの状況次第に友風を入れたのは仮に今場所番付上位の降格候補3名が友風を下回った場合、当然議論になるはずですので。

次は昇格候補1番手というのが難しくて、昇格候補の上がり星は1枚尊富士が上(有利)、番付は尊富士が2桁(不利)。優劣が入り混じった状態で、優勝をとるのか上位の2桁を取るのか。とにかく、両方ともなにがなんでも上げる星ではなく、あと1勝していると今場所の降格候補と比較して、圧倒的(圧倒的の定義が難しいですが、単純に2枚以上上回っているのなら今場所後に限ってはそうなると思います)上位になるので、昇格確実です。特に尊富士が東10枚目の新十両での13勝優勝というかなりややこしい要素もあるので(十両を一場所で通過させるには微妙な星と番付、今場所の番付が西9なら無条件で上がります)甲乙つけがたく互角ということであれば、単純に宝富士と北青鵬と遠藤の三人との比較といいたいところです。降格も単純順位で同じ。これくらい微妙になると実績、番付位置など、色々加味されます。しかしながら、昇格候補が単純計算で両名とも(単純だと尊富士が最上位ながら十両一場所通過のハンデ、時疾風も単純だと東十両筆頭)上がれる星ではないですので、自ずと5名の比較になります。中位もそうでしたが、下げ幅が小さく上げ幅が大きくなりそうと予想すれば、すんなりいきますが、降格昇格を伴う場合、色々複雑になって予想が難しいです。昇格障壁を打ち破るほどの圧倒的な星を昇格候補が持っていればいいのですが、それもない。星が足りない降格候補も圧倒的に落ちる星。かなりややこしいです。ただ陥落を考えた場合、真っ先に考えられるのは休場だと思います。単純な星だけなら並びですが、途中休場を考えると北青鵬は陥落となりそうです。公平性だと、全員十両がすっきりしますが、選ばなくては定員を満たせない。あと2枠をどうするか。色々考えると、尊富士には泣いてもらって宝富士を残す、尊富士を上げるなら宝富士を落とす、遠藤を残すなら時疾風に泣いてもらう、時疾風を上げるなら遠藤を落とす、がシンプルに考えられそうです。(同部屋、一門、幕内在位、年齢等色々加味しています)昇格陥落に関して審判部のワンツー(佐渡ヶ獄、藤島)が絡んでいないので、年寄の相対的影響力で伊勢ケ浜の2人は内々に打診をされているかもしれません。とりあえず、伊勢ケ浜一門(というより伊勢ケ浜、次期理事の浅香山も意向に背くとは思えない)の意向は通りそうです。問題は時疾風と遠藤です。一門は同じですが、時津風部屋追手風部屋。追手風は最近(5年前くらい)一門に合流していますが、各々の部屋の年寄の相対的実力、一門総帥の意向(3月場所後に定年を迎える現陸奥又は定年延長中の現鏡山)で決まりそうです。総合的に考えると下記になります。

 

前13                錦富士 (東十2 10‐5)

前14 美ノ海 (東13 7-8)     北の若 (西十3 10‐5)

前15 大奄美 (東十筆頭 8‐7)   尊富士 (東十10 13‐2)   

前16 妙義龍 (東12 5‐10)     時疾風 (東十6 10‐5)   

前17 遠藤  (西13 5‐10)

美ノ海と錦富士は上下逆になるかもしれません。さすがに、幕尻すれすれの3点負け越しだと、遠藤残すかなと考えました。意向と言っても審判部内に伊勢ケ浜はいませんので、せいぜい一門内の優先順位位だと思っています。時津風年功序列がかなりあるので遠藤を残してほしいと言っているとは思います。ですが、伊勢ケ浜の意向位は耳にしているはずです。それならば二人幕内と一門内で予想はしていると思いますし、ほっといても二人上がると思えば「何も言ってない」までありえます。

 

一旦了 明日以降番付発表までに完成させます。(2024年2月6日)

一旦了 番付発表までには加筆します(十両も書きたいですが、十両上位も陥落者が多くここら辺に悩まされそうです)(2024年2月8日)

一旦了 読み直し訂正 加筆は上記です(2024年2月9日)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

番付発表を終えて

偉そうに書いてましたが、狼雅見逃していました。十両東3の9‐6(+3)で西16相当です。これをきちんと見逃していなければ、グダグダ悩まずに済みましたね。単純に時疾風の東6の10‐5(+5)東筆頭相当を上回っています。この時点で尊富士、狼雅で決まりでした。ただ、単純計算で上回っていても抜かれる時があるので、今回は順番通りという事だと思います。特に尊富士がやはり悩ましいのは今でも思います。前例踏襲だと、少しハンデがあるという感じで評価していたので。時疾風に関しては時津風に審判部の役員がいないので相対的に押せなかったという感じと遠藤との比較で負けたという事でしょう。それにしても、遠藤の東16はいくらなんでも甘すぎる気がします。(名跡の貸し借り関係も影響していると思いました)

(反省も含めて 2024年2月29日 了 ここで完結にします)