弘前城桜祭りとリゾートしらかみ【3日目】

3日目、天気予報では曇り時々雨。しかも今日の夜は雪が降るとか言っていました。

予定通り不老不死温泉を出発して、昨日通った道を逆戻りです。とにかく信号が殆どないので、余程の事がない限り時間通りに行きます。

最初の目的地は八郎潟。目的は桜並木。ついでなので八郎潟駅も見学することにしました。駅の外観を写真で取って、構内を見て満足して車に戻ると、誰かが車に近づいてくる。大きなリュックを持ったご夫婦でしたので、どこかまで乗せて欲しそうだとは思いましたが、無視するのも気が引けたので、会話してみると。英語ww 適当にやり取りしていると、どうやら「八郎潟の桜を見たい」ことまでは分かったのですが、じゃあ具体的にどうするかとなると、私の英語力では厳しく、これはパンフレットとかの図がないと無理だと判断して、駅構内で説明しました。結局は歩いても行ける距離だと理解したのかどうかは分かりませんが、「歩いて行きます」と言われました。どうやら、説明の途中でバスの便が悪いという事に気が付いたようです。乗せるにしても、私たちの旅程に沿うものでないとダメなので、そのことを説明する途中で、「列車は男鹿までしかなく私たちは岬まで行く」という趣旨の説明をしたときに、「バスは?」と聞かれたので、「five per day」と答えたので、多分わかったはず。少し時間を取られましたが、今日は最終的に飛行機に乗ればいいので、気は楽です。

実際の八郎潟は曇天平日にも関わらず、結構車が来ていて、それなりの活況でした。直線道路の桜は見事で、これは人が集まるな、と思ったものです。上が桜、下が菜の花なので、河津桜を思い出しましたが、桜と菜の花の旬は同じ。典型的な風景になるのはやむを得ない所はありますが、直線道路の並木。しかも5km位続いてるので、走り抜けてもそれなりです。満足して次の寒風山へ。ここら辺りから天気が怪しくなってきました。

寒風山は標高はそんなに高くないのですが(多分500m以下)途中から霧の中を走っていました。天気が良いと、眺望がいいのだとは思いますが、いかんせん霧。しかも寒い。立ち寄ったお土産屋さんは、無料でお茶を出してくれたのですが、こんなに閑散としていてお茶を出していてもいいのか?と思いながらも、お茶を飲みながら話を聞いていると、どうやら地元の観光協会と関係のある人、という感じでした。男鹿半島の名称を余すところなく説明されたので、おそらくそういう互助関係なのだと思って黙って聞いていました。(いまさら旅程の変更はできない。この後は<岬‐昼食(日帰り温泉)‐南海岸‐空港>の予定でした)寒風山には一般駐車場から少し登ったところに展望台があります。霧で何も見えないのはおおよそ分かっていましたが、行かないとそれは分からない。ということで、展望台は外観をみるだけでUターン。天気が良ければ有料でも入る気がします。寒風山から岬までは山ルートです。岬に行くには南海岸か山ルートの2系統しかないので、往復前提なら、行きと帰りで違うルートにすればOKです。山ルートもそんなに新しくはないのですが、南海岸に比べると新しいルートのようで、自動車専用みたいな感じです。(起伏は激しいけどカーブは少ない)岬に行く速達ルートと思えば納得できます。岬は思いっきり閑散期で、12時前後でお土産屋はほぼ閉店。やっているのは海鮮食堂が数件。だった気がしますが、お昼は食べる気がなかったので、もしかしたら全部閉まっていたのかもしれません。岬自体は絶壁岬ではないですが、少しは高いので眺望は良かったです。が、閑散期だからか、通年でも少ないのか、観光路の整備はいまいちでした。コメントは少なめですが、30分位はここで景色を見ていました。

その後、あらかじめ決めておいた、日帰り温泉に行って、入浴と昼食を取って、秋田空港に。そこで、レンタカーを返して、帰路につきました。

後日談ですが、レンタカーにうっかりCD入れっぱなしにしてたのが、家に帰ってから分かって、慌てて、返却したレンタカー屋さんに電話をして、送ってもらう手はずをしました。こういうのも旅だからこそですね。