フェリーで北海道(2018年6月:余市~積丹~富良野・美瑛)【上陸~余市蒸留所~積丹半島】

 2130時に小樽港に到着、即下船。(小樽は前日までは暑かったみたいですが、下船するといきなり寒い。気温13度なので当たり前ですが、ここまで極端だとは思っていませんでした)
ホテルに直行で2200時にはホテル(小樽オーセントホテル:日本海フェリーと提携しているホテルみたいです)にいました。(小樽港からホテルまでは大体5㎞)
当然寝るだけですが、少々お腹がすいていました。2200時以降なので、当然ホテルの飲食店は営業終了(2000時がラストのようです)。ということで、夜食の買い出しに。少しは歩かないと、と思っていましたが、さすがに小樽中心部、ホテルを出た瞬間にローソンが至近距離に! ラッキーと思いながらローソンで夜食を調達。
明日は余市蒸留所と積丹観光です。予定は0800時に出発。なので夜食を食べて、すぐに寝ました。が、中々眠りに落ちないTT 私は自宅以外だと眠りにくく(同様な方もいらっしゃると思います)ここでも結局眠れたのは0300時位だったようです。出発0800時に対して眠れたのが0300時。案の定というかやはりというか、きっちり寝過ごしました。起きたのが0815時。ここから出立の支度とかがあるので結局0900時の出発に変更。初っ端からつまづいています。
この時点で計画が狂っているので、【小樽~余市積丹岬神威岬】までの行程は変更なしですが、積丹半島南回りをどうするか!無理なら神威岬で引き返し、行ける余裕があれば南回りの2択を胸にいざ観光に出発です。
小樽から余市まではおおよそ1時間かかりました。(小樽からは1本道。迷うことはないですが小樽~余市は相互都市圏の感があり、交通量も信号も結構あるので30㎞なら30分とはいきませんでした)
余市蒸留所の見学は0900時からなので、逆算で0800時出発の予定でしたが、いきなりの1時間ハンデ。ですが1000時前に余市蒸留所に到着。予定は1時間で見学でしたが、見学コースはジャパンウイスキーを作る為にいかに竹鶴さんが努力したか、ということが見ただけで分かる構成で、時間を忘れて見入る場所が多かったです。私自身が『マッサン』を見ていたので、思い入れも深く、工場施設の役割分担、モルトウイスキーとはなんぞや?と興味が尽きることはなく、速足で行ったつもりでも見学を終えて施設を出る時間は30分オーバーの1130時。余市蒸留所に関してはもっとゆっくり見たかったです。というより見るべきところが多いので、ここには3時間くらいを充てるべきだと見学をした後に思いました。
1130時に余市蒸留所を出発。第二目標の積丹岬まではおおよそ1時間と踏んでいましたが、ほぼ予想した通り1230時に到着。昨日の流れ(寒冷前線が通過したため気温が低い)通りかなり寒い。しかも小雨が降っているのでさらに寒く感じました。地図上の積丹岬には観光路がなく一般的にはいけないようです。が、岬に行けないだけで、岬感は普通の観光路で行けるように整備されていて、灯台までは余裕で行けますし、可能な限り絶景ポイントに誘導してもらえるのでいい景色が見られます。(曇天小雨でしたので、積丹ブルーは無理でしたがそれでも綺麗な所でした。)灯台までの往復だと1時間で行けます。ですが灯台よりも奥を見るなら3時間位の時間を使わないと行けないです。サクッと見るだけなら灯台の1時間コース。MAX満喫なら3時間コースという感じです。札幌・小樽からだとここが昼食ポイントになるので何を食べるかを考えるのも楽しいです。(うに丼が盛んに宣伝されていますが雲丹漁解禁が6月みたいですので、シーズンを外すと、うに丼は無理な可能性があります)私は雲丹が苦手で食べられないので、ここでの昼食はなしです。
1330時に積丹岬を出発、次の目標神威岬。30分くらいで到着します。神威岬には1400時到着。パンフレットやインターネットで調べていたので、神威岬の概略は分かっていました。駐車場から神威岬突端までは片道30分。当然突端まで行くつもりでした。駐車場から突端に行くまでに女人禁制の門があります。そこまでは周囲の樹木もあって強風の影響はあまりなかったのですが、そこに到達して突端に行く道を見るとそこからは尾根の頂点に道があり、風の影響をもろに受ける事必定!私も挑戦しましたが、その道に入った途端強風。見た感じ突端までは1000m以上はある。50mくらい進んだ所で『これは無理』と判断して引き返しました。(普通のつば付きの帽子をかぶっていましたが、それも飛ばされそうな強風でした。強風が通年なのか、たまたまなのかは分かりませんが強風時は殆どの人は突端に行かないと思います。晴天・微風の条件がそろった時に行ける感じです)予定していた突端をあきらめたので、駐車場に戻ったのが1430時。
ここからどうするか!小樽に17時が微妙な時間。この時点で南回りは諦めて、単純に『来た道で帰る』を決断。(地図を見てもらえると一目瞭然ですが、ここから南回りだと3時間半、来た道で帰れば2時間で小樽です)
ここで是非とも食べたかった積丹ブルーのソフトクリーム。食べた結果、単純にミント味で青いだけなのですが、食べる前だとやはり食べたい。ブルーミントのソフトクリームはここでしか食べられないので、是非とも食べて欲しいです。(うに丼は色んな所で食べられるようですが、積丹ブルーミントのソフトクリームは本当にここだけのようです)食べた結果、ミントが予想以上に弱く、ミックスにしたのを後悔しました。ソフトクリームはミント・ミックス・普通の構成で、普通の感覚だとミックスを頼んでしまいます。(私もそうしました)食べた瞬間、ミックスにする必要がなかった事が分かりました。ソフトクリームの時点で十分にバニラ風味は注入されています。恐らくミント味は表現が難しいのだと思います。ミックスを食べた感想ですが、ミックスでは積丹ブルーミントを満喫できないので、ここでのソフトクリームはミント1点をお勧めします。(あと積丹オンリー?のおみやげとして、積丹では『青い恋人』というのが販売されています。見た感じ白い恋人を模した普通のビスケットサブレなのですが、ここ(積丹半島領域)でしか売っていない、という点では唯一無二です。これ以降北海道を後にするまで見たことはなかったので、味はともかく積丹のおみやげとしては一番な感じです。)後ろの行程に余裕を得たので、ここを15時に出発して小樽IC17時の旅程を設定しました。この時点でトマム予想到着時間は1900時です。この決断が僥倖をもたらします。