老人医療と子育て支援

お年寄りには、大変申し訳ないのですが、老人医療費をそのまま子育て支援に振り替えてもらえますか?

国家予算は98兆円位ですが、社会保障特別会計が別途あり、その規模は110兆円レベルです。

正確ではないですが、70兆円位が医療費、30兆位が年金です。医療費全てが老人ではないですが、普通に全員が窓口3割負担をしてもらうだけで、ほぼ半減できると予想されます。

でもやらない。理由は簡単、老人には選挙権がある。これのみと私は思っています。

自分の子孫は当たり前ですが、国の将来を考えた場合どちらに振り分けるのが適切か、こんなの考えるまでもなく子供です。

でも、実際はそうなっていない、これがシルバー民主主義と揶揄される所以です。若い人もとりあえず選挙だけは行きましょう。選挙に行ったからといって何かが変わるわけではないのですが、30代の投票率30%、80代の投票率80%という事になっているので、老齢優遇はある程度仕方がないですが、85歳のガン治療より子供の健康、だと思います。

あと、地方自治体負担の生活保護があります。それに陥る理由は様々ですが、老齢生活保護に限って言うと、自業自得です。何も考えずにただ消費。お金がないので生活保護、このパターンが9割以上です。きちんと社会保障費を負担してきた人としてはとても容認できません。国民年金の標準金額は大体6万5000円。それよりも遥かに高い援助を受けているのが今の生活保護です。生活保護だけで約4兆円。防衛予算は5兆円。どっちが大事?

私の場合は即答で「防衛予算」なのですが、色々な意見があると思います。が、一回考えてみてください。

最後に「東京23区」の生活保護は、全く容認できません。「生活保護」を受けるのなら、まずは住居費の安い地域に移るべきです。