【第68代】朝青龍
新入幕から小結まではノーストップ。
新小結での負け越しの後、6場所連続勝ち越しで、
一気に大関に。
H14⑨ 10-5(新大関)
H14⑪ 14-1◎(初優勝)
H15① 14-1◎
大関は3場所で通過。衰えの目立つ貴乃花と武蔵丸にとって代わる、新時代に名乗りを上げる連覇だった。
直前成績は3場所38勝、直前2場所28勝、直前実績は連覇。問題なく昇進。
【第69代】白鵬
初土俵からわずか3年で十両に昇進。当時としては稀勢の里に次ぐ若年昇進。
新十両から関脇での途中休場はではノーストップ。
大関昇進は9-13〇-13△で、一発で決めた。
H18⑤ 14-1◎(新大関)
H18⑦ 13-2〇
この時点で、大関で「2場所連続優勝に準ずる成績」関脇の13△を含めると、3場所40勝。ここで昇進していても全くおかしくない。
H18⑨ 8-7
H18⑪ 全休
H19① 10-5
H19③ 13-2◎
H19⑤ 15-0◎
直前3場所38勝、直前2場所28勝、直前場所全勝優勝、実績連覇。どれをとっても文句なし。順当に昇進。
【第70代】日馬富士
日本の暦では同学年の「白鵬」に対して、出世面ではやや遅れたものの、順調に出世。平幕で停滞していたこともあり、遅れをとったものの、10-12〇-13△でH20⑪後に大関に昇進。
H21① 8-7(新大関)
H21③ 10-5
H21⑤ 14-1◎(初優勝)
その後、大関としては安定した成績で、大体10勝前後。その間2回目の優勝も飾る。
その後、
H24⑤ 8-7(千秋楽勝ち越し)
H24⑦ 15-0◎
次の場所が綱取りとなるのだが、H24⑤の千秋楽勝ち越しの印象が余りにも悪く、
審判部からの条件は全勝による連覇。思いっきりきつい条件。だが、
H24⑨ 15-0◎
で、周囲を黙らせての昇進。直前3場所38勝だけが標準より少し上以外は、2場所30勝、実績連覇。問題なく昇進。連続全勝での昇進は貴乃花以来。
大関優勝4回、横綱優勝5回の実績は軽量を考慮すると、立派としか言いようがない。