鉄道と私

正直20年前には、こんなに鉄道を好きになるとは思っていませんでした。

学生時代に乗った鉄道は首都圏近郊は必要に応じて、帰省のためのひかり、1回だけ買った青春18きっぷを使って帰省したこと。これくらいでした。特に通勤時間帯に乗った東海道の横浜―東京は殺人的な混雑と田舎者の私には思えました。

転機は愛読していた西村京太郎氏の小説。特に1980年代の作品は寝台特急を舞台にした作品が縦横無尽に展開され、自然と寝台特急に乗ってみたいと思うようになりました。

寝台列車に憧れ、でもその時には九州行きの寝台列車はほぼ廃止。残っていたのは、きたぐに日本海はまなす、あけぼの、トワイライト、北斗星カシオペア。おっと、忘れていたサンライズ

乗れなかったものもありますが、客車寝台のA個室、トワイライトのロイヤルに乗れたので、それなりに満足しています。できればカシオペアには乗ってみたかったですが、現状ツアー列車運用されているので、まだチャンスはある?

今、目下のハイライトは三江線です。元々昨年の秋に予定していたのですが、時間が作れず冬に突入。もうあきらめていましたが、廃止直前に折り返しを直通にしての増発。わずかな希望が出てきました。

ただ、3月は毎年どこかの桜を見に行くので、桜の開花具合と、三江線の混雑状況の両にらみで、なんとか調整できれば、と思っています。