不要になったスマフォの再利用

初めてスマフォを買ったのは2013年。この時の主な使用目的は「外出時のノートにネット環境を与える」だったので。通信スピードさえ出ればOK。なので端末のスペックは下限よりも少し上。データー通信フルパワーの環境を作りました。(端末は買い取り:当時でキャンペーン等をフルに利用してSOL21が2万くらいでした)3年経過したころから、事務所メインになったので必要なくなるのですが、途中で止めると1万の違約金w なんとなくそのまま適当に使っていましたw スマフォオンリーの人とのやり取りも少しはあったので、無価値ではなかったですが、特定の数人との専用回線みたいな感じで、微妙な感じでした。そんなこんなで使っていましたが、遂にアナウンスされた「3Gサービス」の終了。ガラケー、死亡です。ということで、最早,スマフォか4G ガラケーもどきの状況になって、最初に買ったスマフォを破棄(中途解約)、ガラケーをスマフォにアップグレード。残ったキャリアなし端末はガラケーとSOL21。ガラケーは最早溶かすしかないw でもSOL21はまだ限定的には使用できると思っていました。

キャリアを失なったスマフォ。端末は買取済み。当然Wifi環境では動くはず。と思っていました。が、いざ電源を入れると、エラーメッセージが連発(正確ではないですが、「キャリア情報がありません」という感じのメッセージでした)無理やり操作(エラー10連発を消しつつ1タップ)をやればできますが、全く使えない。原因は恐らくSIM(この時点でスマフォの知識はほぼ皆無<基本的なPC知識はある>)と思って、調べると「白SIM」に行き当たりましたが、どうやら違う。この時点で、「もう壊してもいい」の心境になっていて、SIMを外したら、普通に動くw(今ここw)

後はキャリア関連のアプリを全部消せば、まぁ、PC、スマフォ、に次ぐ3位の端末にw(ロックがかかっているアプリが多くて外すの面倒。)無茶苦茶しょぼい端末ですが、限定的には使えるw という感じです。

70の手習い【初めての麻雀】

私の母の友達の周りで、去年から麻雀が流行っているみたいで、去年の秋頃から時間が合うときに少しずつ教えています。私の友達たちはそれぞれ社会で中堅的な立場なので、中々時間も合わず、たまに一緒に飲む位なのでとても4人打ちの実戦はできないのが少し寂しいです。

とにかく、ルールが細かいので、教える優先順位が難しいです。

私自身は高校時代に始めたので、教えられるところはありますが、もう実戦を15年くらいやっていないので、符計算と山を割る所が微妙な状態。とりあえず、相手がコンピューターの4人打ち(無料で遊べる麻雀ゲーム「麻雀」GAMEDESIGN)で教えることにしました。最終的には仲間で打つということでしたので、最後は牌を使った練習が必要になります。

始める最初は直感的に処理できる部分がないので、とにかく最初は「タンヤオピンフ・役牌」これだけ教えました。ある程度理解が進むと、手役の作り方になってくるのですが、初心者なので、自分の牌だけを見ていて、「ポン・チーできます」のコンピューターからの指示にもいちいち悩む感じです。「ここはこうした方がいい」というアドバイスはできますし、アドバイスした瞬間は説明付き(私の解説)なので理解はできるみたいですが、中々身につかない。

そういう状況のなかで、これは牌を使ってやったほうがいいなと思って、ミニ麻雀牌を買いました。どれくらいミニかわからないので、不安でしたが、買ってみると小さすぎて、使い物にならなく、今は眠っています。

その後もコンピューター麻雀で教えていましたが、始めて半年で実戦の機会がやってきました。退職後集まってみんなでワイワイ言いながら作って食べる、というほのぼのとした集まりだったようです。ですが今回の集まりは弁当なので軸足が麻雀なのは明らかで、これは実戦で使う牌を使わないとダメだと思って、実戦予定日の1週間前に牌を用意して、とりあえず牌に触れる所から始めました。最初は2人打ちでやっていましたが、使える役がタンヤオピンフ・役牌・ちょこっと混一色という状態なので、3日やって、1人打ちに方針変更。王牌だけ積んでドラを表示させて、後は裏返った牌を14枚適当に取らせて、スタート。私は母の手配を見てアドバイスしながら残り3人の捨て牌だけ作る、という方法でやりました。そこで覚えたことは「タンヤオは副露できる!」だったそうです。このやりかただと、標準の牌を使うと場所取りすぎ。ミニ麻雀セットでもできるので、ひょっとすると無駄にならないかも。

このレベルで今日(2019年4月14日)実戦デビューのために集まるようです。

どれくらいできるのか、周りも初心者ばかり(母曰く)と聞いているので、とんでも麻雀になりそうですが、そこは女子会麻雀、まぁなんとかなるでしょう。

 

ミニ麻雀セット 2680円https://www.amazon.co.jp/gp/product/B071VT9KW3/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o03_s00?ie=UTF8&psc=1

標準セット 5080円https://www.amazon.co.jp/gp/product/B003O75XCQ/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o00_s00?ie=UTF8&psc=1

 

 

 

横綱の大関時代の成績

【略字解説】

在:在位場所数 10:10勝以上場所数 12:12勝以上場所数 13:13勝以上場所数 ⑩:連続10勝以上場所数 ⑫:連続12勝以上場所数 ⑬:連続13勝以上場所数 優:優勝回数(同点回数) 3場所:連続3場所の勝星(表記㊳㊲2㊱:38勝1回37勝2回36勝1回)35勝以下はノーカウント 2場所:連続2場所の勝星(㉗㉖2:27勝1回26勝2回)25勝以下はノーカウント 負:皆勤負越 角:カド番回数 連:2連覇回数

【各要素の意味】

10⑩:横綱昇進を考えた場合直前3場所が2桁であればハンデがない(この流れの中で好成績を収めた場合即座に綱取りになる目安) 12⑫:横綱の合格点であるとともに、翌場所綱取り場所となる最低ライン 13⑬:直前場所で最低限必要な勝ち星(綱取り直前場所では12優勝なら13準優勝と13勝同点の中間の評価くらいになる感じ) 連続3場所勝星:3場所殆どの横綱は直前3場所成績36勝以上での昇進であるとともに、合格点の12勝を3場所続けると36勝になるため 連続2場所勝星:2場所25勝で準ずる成績(優勝+準優勝)では昇進例があったり見送り例がありする反面、26勝の場合、昭和時代なら100%昇進しているため。

 

双羽黒廃業以降:今なら平成横綱と呼ぶのが相応しい】

     在 10 12 13 ⑩ ⑫ ⑬ 優  3場所    2場所  負 角 連

旭富士  17 12 10 6 10 5 3 3(2) ㊵㊴㊳2㊲㊱ ㉘㉗㉖2 0 0 1

曙    4 2 2 2 2 2 2  2 ㊱      ㉗   0 1 1

貴乃花  11 10 7 6 6 3 2 5(1) ㊶㊵㊴2㊳  ㉚㉗㉖  1 1 1

若乃花③ 29 20 12 3 6 2 0 4(1)  ㊱      ㉖2   0 3 1

武蔵丸  32 25 15 5 10 5 2 5(3) ㊳2㊲3㊱3  ㉗㉖2  0 0 1

朝青龍  3 3 2 2 3 2 2  2 ㊳      ㉘   0 0 1

白鵬   7 5 4 4 3 2 2  3 ㊳      ㉘㉗  0 1 1

日馬富士 22 11 4 4 2 2 2  4 ㊳      ㉚   0 1 1

鶴竜   12 5 2 2 2 2 2 1(1) ㊲      ㉘   0 0 0

稀勢の里 31 23 8 6 10 3 2  1 ㊳㊱     ㉖2  0 1 0

 

 

通過型:曙、朝青龍白鵬

 特徴:1桁在位、3場所連続・2場所連続勝星のパターンが1個(白鵬の㉗は新大関から2場所の㉗がやや特殊で除外:大関2場所通過でも問題ない成績なので据え置かれ型の要素もあり)

 

ワンチャンス型:鶴竜日馬富士

 特徴:それなりの在位場所(10場所以上)、在位に比べて12勝以上が少ない。在位場所に対する連続2桁場所数が少ない、ワンチャンスで昇進、連続2場所26勝以上1回。日馬富士は昇進に関わる優勝以外に2回優勝しているので、ワンチャンスではないけれど、優勝回数以外は大関成績優秀型の大関総合成績よりは低い。昭和の琴桜に似ているが、琴桜よりは星は安定している。

 

大関成績優秀型:若乃花③、稀勢の里

 特徴:長い在位、2桁率が高い、12勝以上が多い、連続2桁も長い、3場所連続成績は普通、昇進自体はワンチャンス型に似ているが、大関総合成績が高い

 

据え置かれ型:旭富士貴乃花武蔵丸

 特徴:長い在位期間に対して、大関総合成績が破格(横綱級)実際に昇進する前に、少なくとも1回以上「2場所連続優勝に準ずる成績」を納めている。

 

【戦後昭和の横綱:横審基準制定以降】

平成横綱との閾値の変更:連続2場所の勝星が最高25勝で昇進する横綱が結構いるので26勝以上がない横綱だけは㉕を記述する。平成横綱は26勝は全員大関時代にクリアーしている。角番:大関陥落が3場所連続負け越しだった時代もありますが、現行の負け越したら角番としてカウントする。同様に2場所連続負け越しで陥落相当の陥を追加する。

     在 10 12 13 ⑩ ⑫ ⑬ 優  3場所 2場所  負 角 陥 連

若乃花① 10 10 6 2 10 4 0 2(1) ㊲㊱2  ㉕2   0 0 0 0

朝潮   11 9 3 3 5 0 0 2  ㊳    ㉕   0 1 0 0

大鵬   5 5 2 1 5 2 0 2  ㊱    ㉕   0 0 0 1

柏戸   7 7 4 1 7 2 0 1(1) ㊱    ㉕   0 0 0 0

栃ノ海  10 5 2 2 3 2 2 1  ㊳    ㉗   0 0 0 0

佐田の山 17 11 7 6 3 3 3 1(2) ㊴㊱   ㉖   0 1 0 0

北の富士 21 13 4 3 4 3 2 3  ㊳    ㉖   2 1 1 1

玉の海  20 11 7 3 8 3 0 2(1) ㊲㊱   ㉕   1 1 0 0

琴桜   32 15 4 4 2 2 2 4  ㊲    ㉘   1 5 0 1

輪島   4 4 2 2 4 2 2 1  ㊴    ㉘   0 0 0 0

北の湖  3 3 2 2 3 2 2 1(1) ㊱    ㉖   0 0 0 0

若乃花② 8 7 3 3 7 3 3 1(2) ㊵㊱   ㉗   0 0 0 0

三重ノ海 21 8 2 2 6 2 2 0(1) ㊲    ㉗   0 1 1 0

千代富士 3 3 2 2 3 2 2 1  ㊳    ㉗   0 0 0 0

隆の里  9 8 4 3 6 3 2 2  ㊴㊱   ㉗   0 0 0 0

双羽黒  4 4 2 1 4 2 0 0(1) ㊱    ㉖   0 0 0 0

北勝海  5 4 3 1 3 2 0 1  ㊱    ㉕   0 0 0 0

大乃国  13 8 5 2 3 3 0 1  ㊵    ㉗   0 0 0 0

 

通過型:大鵬、輪島、北の湖千代の富士

 特徴:1桁在位、3場所連続・2場所連続勝星のパターンが1個。議論の余地なくハイレベルの成績で昇進(実績が連覇か優勝+同点、又は準ずる成績の場合例外なく3場所・2場所成績が良い)

 

わけあり通過型:柏戸双羽黒北勝海

 特徴:1桁在位、短期間で大関としては抜群の成績を残しているものの、昇進時の成績(実績+勝ち星)が不足。連続12勝以上が2場所、連続13勝はなし。昇進時に特殊事情がある。(柏戸大鵬との同時昇進 双羽黒:一人横綱の解消 北勝海:5場所で通過させるほどの成績ではない)

 

大関成績優秀型(在位短期):若乃花①、若乃花②、隆の里

 特徴:1桁在位、100%近い2桁率、12勝以上の場所も多く、連続12勝以上も比較すると2場所が多い中3場所以上を記録。

 

ワンチャンス型:栃ノ海琴桜三重ノ海

 特徴:特徴:それなりの在位場所(10場所以上)、在位に比べて12勝以上が少ない。栃ノ海は連続2桁が昇進直前3場所のみ、三重ノ海も2つの13勝以上の星を昇進直前にマーク。この両者が典型的なワンチャンス昇進。琴桜は優勝4回が光っているのは日馬富士と同じで2桁率もあまり変わらない。昇進に関わる優勝以外の2回の優勝も日馬富士と同様に単発。

 

大関成績優秀型:佐田の山北の富士玉の海
 特徴:長い在位、2桁率が高い、12勝以上が多い、連続2桁も長い、昇進直前成績は様々だけれども、安定感は抜群。

 

ワンチャンス・成績優秀ハイブリッド型:朝潮大乃国

 特徴:朝潮は2桁率が高く大関成績優秀型に近いが、連続12勝以上がない。大乃国は2桁率がいまいちでも、12勝以上が多い。

 

 

 【昭和の横綱:参考】

S7年までは年4場所11日制、S8年からS12①までは年2場所11日制、S12⑤からS14①まで13日制、S14⑤からS19①までは15日制、S19⑤以降は場所ごとに日数が変わる変則S24⑤から15日制。

在:実際の在位場所数(年6場所換算)10⑩12⑫13⑬2場所:15日になった場合の単純換算 優:当時のルールでの優勝(決定戦なし、同点の場合番付上位者が優勝)3場所:年2場所の期間が長く単純比較は無理なので、除外

東富士までの昇進:横綱の地位は殆ど地位化しているものの、完全に地位ではないため昇進基準もかなりアバウト。

千代の山以降の昇進:横綱の不振により横審設置、その後協会が推挙する昇進者を横審に諮問する現在の昇進とほぼ同様になる。ただ、「2場所連続優勝又は準ずる成績」という基準は未制定。

     在   10 12 13 ⑩ ⑫ ⑬ 優 2場所  途休 連

玉錦   10(15) 9 8 3 9 4 0 4 ㉖    0  ③

武蔵山  10(24) 7 2 0 4 0 0 0 ㉔    0

男女ノ川 4(12)  3 2 0 3 0 0 0 ㉓    0

双葉山  2(6)  2 2 2 2 2 2 2 ㉚    0  ②

羽黒山  4(12)  3 2 2 2 2 2 1(1) ㉘   1

安芸ノ海 4(12)  3 2 2 2 2 2 0(1) ㉖   0

照国   2(6)  2 2 1 2 2 0 0(1) ㉕   0

前田山  18(54)11 4 2 5 2 2 1(1) ㉖   2

東富士  6(18)  4 4 4 2 2 2 1(2) ㉗

ーーーーここから15日制ーーーー

千代の山 6(12)  4 3 2 2 2 0 3 ㉕   0  ②

鏡里   6(12)  6 3 1 6 2 0 1 ㉖   0

吉葉山  10(17)7 4 2 4 0 0 1 ㉖   1

栃錦   8(11)  5 4 4 3 2 2 3 ㉘   0  ②

 

大体、こんな感じです。

(2019年4月14日:とりあえず了)

米大統領が大相撲観戦希望 協会側は対応に着手(2019年5月場所)

www.msn.com

速報なので、実際に来られるかどうかはわかりませんが、

天皇陛下の御観戦なら「天覧相撲」

江戸将軍の観戦なら「上覧相撲」

外国要人の観戦は過去にあったかどうかは調べていないのでわかりませんが、

アメリカ大統領クラスの観戦は記憶、記録にはなかった気がします。

 

内部危機管理も危うい協会がこれに対応できるのかどうか

 

特にセキュリティはかなりやばいと思いますが、

観戦が実現すれば、相撲界にとっては「慶事」であることは間違いはない気がします。

事なきを得た貴景勝(大関昇進)

平成31年3月場所後、無事大関昇進が決まった貴景勝関。

ただ、昇進直前成績が

H30⑨ 小結 9‐6

H30⑪ 小結 13‐2◎

H31① 関脇 11‐4

◎優勝、〇同点、△準優勝

この時点で三役3場所で33勝。優勝が含まれていることもあり、H31①14日目に11勝すれば昇進のアナウンスでも十分。実際は千秋楽で勝てば昇進(34勝目の要求)のアナウンス。恐らく、多分にムードに流されている気がしますが、過去事例も少なからず影響している気もします。

H31③ 関脇 10‐5

これで無事昇進。

過去三役3場所で33勝以上の成績を残して最終的に大関に昇進できなかった力士は存在せず、ここで9勝ならその可能性が残ったので、「事なきを得た」という表現がぴったりな気がします。

 

事例1 把瑠都

H21⑨ 小結 12‐3

H21⑪ 関脇 9‐6

H22① 関脇 12‐3△

この時点で3場所33勝。H22①千秋楽でも勝てば昇進のアナウンスなし。見送り。

H22③ 関脇 14‐1〇

で昇進。

類似点は見送り時の3場所成績に1桁場所が含まれている点。

違う点は2桁が連続していない事、優勝がない事。これを踏まえると貴景勝の見送り時の成績の方が優れている。

この時に思ったのが「33勝の見送り例ができてしまった」です。相撲内容、対上位成績等考えることはあるとは思いますが、大関昇進は本割成績が第一だと思います。

 

事例2 霧島

H1⑪ 小結 10‐5

H2① 小結 11‐4

H2③ 関脇 13‐2〇

一見問題がないように見える成績。H2③のノルマは内外(協会・マスコミ)共に場所前は12勝。14日目12勝目を挙げた時点で昇進決定、のはずが「2場所前の小結が引っかかる。もう1番欲しい(13勝の要求)」の審判部長談話。こう言ってしまうと最早ノルマは34勝となって、標準的な33勝(10‐11‐12)が見送られる可能性があった。実際は千秋楽に勝って13勝目を挙げたことで無事昇進。特にこの時は完全無欠(3場所三役で全て2桁)の33勝が見送られる可能性があったので、一番やばかったと思っています。

類似点は33勝を達成した時、三役3場所のうち2場所が小結。小結勝ち越し後に関脇空席なしでの小結据え置き。

違う点は小結据え置き時の9勝と10勝。3場所全て2桁

 

他にも探せばあるのかもしれませんが、問答無用で思い出した2例を紹介しています。

 

【三役で2場所24勝を見送る危険】

24勝のパターンは9‐15、10‐14、11‐13、12‐12、13‐11、14‐10、15‐9

上記を満たしたうえで、3場所前三役で勝ち越しなら、最低三役3場所32勝。上記パターンの前半4例(場所ごとに成績が上がっていくパターン)なら32勝でも昇進する可能性が高いが、全勝を含む32勝パターンは<8-9-15>と連続1桁となり、場所前に大関取ということにならず他の星とは次元の違う問題が起きる。

S47年以前なら連続1桁単発優勝の昇進例がある(朝潮:13勝単発3場所29勝、佐田の山:13勝単発3場所30勝、栃ノ海:14勝単発3場所32勝)一方S47年になるとS47③後の8-10-12◎の長谷川、S47⑤後の10-9-12◎を連続で見送った。直前優勝かつ3場所で2桁2場所の成績は連続1桁単発13勝と比べるとバランスが良い。にもかかわらず、見送られ、以降の昇進基準はほぼ今と同じ。(長谷川は関脇優勝経験者で唯一最高位が関脇)

多くの惜しい見送りや昇進すべき見送りがしりすぼみの後半パターンばかりなので、かなりムードに流されている感じがある。逆にこれを見送って大関昇進を考えると自動的に34勝を要求することになって、ハードルが高すぎる。直前場所1桁でもいいのなら問題ない。けれども「直前場所は絶対2桁」だけは崩されたことのない揺るぎない基準であるし、三役2場所24勝も難易度が高い。

 

(以下2019年4月12日追記)

上記に関連して、

【3役で24勝見送り】

事例 雅山

一気に大関まで駆け上がり、僅か8場所で陥落してしまった雅山。陥落後もほぼ上位総当たりの番付を維持し、何回も三役に返り咲いていた。そういう中で、

H18① 前1 8‐7

H18③ 小結 10‐5

H18⑤ 関脇 14‐1〇

この時点で大関在位中も含めて初めて三役で2場所24勝を達成。

3場所前が平幕なので、昇進は無理。でも三役で2場所24勝。明確な基準があるわけではないので、そもそもこういう事態を想定していない。前1という番付を考えると三役に準じる取り扱いでもよかったのではないかとも思う。その上H17⑪場所は上位総当たりの前4での10勝(3大関総なめ)でH18①場所、小結に上がれないという編成の不運もあった。(H18①場所に小結に上がっていても32勝なので当時の雰囲気なら見送っていたと思われる)H18⑤以前での平幕場所を含む大関昇進はすべて3場所35勝以上ということを考えると不公平感はない。(のちに昇進した照ノ富士が平幕場所を含む33勝で昇進)

H18⑦場所の事前のノルマは11勝微妙、12勝という感じだった。11勝でも3場所35勝。これで見送られたらどうにもならないというくらいのハイレベル。(貴花田の昇進時14◎‐10‐11が危うく見送られそうだった。<実際には理事長お伺いでの昇進決定で審判部単独の取り扱いでなかった点が空前絶後>)

大関の通常大関昇進は魁傑の例しかなく、これを基準にしていた可能性もあるが、魁傑の再大関昇進時の3場所はS51⑨前4 14‐1◎ S51⑪関脇 11‐4 S52①関脇 11‐4となっていて、平幕場所を含んでいるので単純比較はできない。そのうえ魁傑最初の昇進時はS49⑨関脇 7-8 S49⑪小結 12‐3◎ S50①関脇 11‐4となっていて、負け越し場所を含む昇進で異例ずくめ。負け越しを含む昇進例はS34⑨場所(3横綱1大関)後の若羽黒と魁傑(2横綱1大関)の2例のみでどちらも大関が1人しかいない状態での条件緩和と考えられる。

この場所の雅山は前半を3勝4敗。この時点でほぼ昇進ムードは消滅。上位対戦は1横綱2大関を残していた。全部勝てば昇進があったかもしれないが、10日目に横綱朝青龍に負けて5勝5敗。11日目から4連勝で千秋楽を迎えても、「勝てば昇進」というアナウンスもないまま千秋楽に勝って10勝。こうして34勝を見送るという事態に。前半負けすぎると一気に昇進ムードがしぼんでしまって、もはや星の数は関係なくなってしまうのは、ムードという点では分からない事もない。けれどもそれは星の数がギリギリの場合に考えればいい事で、純粋に客観成績を達成している成績を同列に扱うのは勝星無視で違和感がある。

H18⑦ 関脇 10‐5

プレッシャーに打ち勝って、望まれた場所で12勝以上というのが、恐らく審判部の大関昇進の基準であり理想なのだとは思いますが、それだと昇進条件を満たしていなかった場所の勝星は、いくら勝っていても勘定は2場所最大21勝ということになり、客観成績だけを見ると恐ろしく不公平に見えてしまう。

 

 

 

 

自衛隊着弾ミス

今朝のニュースで、演習場の外に出てしまった弾頭が、市民の財産に傷をつけた、という報道を見ました。

ですが、訓練なしでは、技量の維持は無理です。

自衛隊の場合、災害派遣の場合大絶賛、その他の事は殆ど無視あるいは「いらん」です。あくまでも同じことなのですが。

なぜ災害派遣で活躍できるのか? 日常の訓練に他ならないです。

ここまでくると、自衛隊憲法に規定されていない現状がおかしいと思います。

憲法に規定されているのなら、被害を被った人に対しては速やかに賠償されるはずです。「国軍とは国民の生命財産を守り、国土を守る」なのですから。この条文がなぜダメなのか、正直分からないです。

憲法上認められていないので法律が作れない、なので何もできない。(対外的にはとりあえずの整備はしています)

これではどうにもならない。

老人医療と子育て支援

お年寄りには、大変申し訳ないのですが、老人医療費をそのまま子育て支援に振り替えてもらえますか?

国家予算は98兆円位ですが、社会保障特別会計が別途あり、その規模は110兆円レベルです。

正確ではないですが、70兆円位が医療費、30兆位が年金です。医療費全てが老人ではないですが、普通に全員が窓口3割負担をしてもらうだけで、ほぼ半減できると予想されます。

でもやらない。理由は簡単、老人には選挙権がある。これのみと私は思っています。

自分の子孫は当たり前ですが、国の将来を考えた場合どちらに振り分けるのが適切か、こんなの考えるまでもなく子供です。

でも、実際はそうなっていない、これがシルバー民主主義と揶揄される所以です。若い人もとりあえず選挙だけは行きましょう。選挙に行ったからといって何かが変わるわけではないのですが、30代の投票率30%、80代の投票率80%という事になっているので、老齢優遇はある程度仕方がないですが、85歳のガン治療より子供の健康、だと思います。

あと、地方自治体負担の生活保護があります。それに陥る理由は様々ですが、老齢生活保護に限って言うと、自業自得です。何も考えずにただ消費。お金がないので生活保護、このパターンが9割以上です。きちんと社会保障費を負担してきた人としてはとても容認できません。国民年金の標準金額は大体6万5000円。それよりも遥かに高い援助を受けているのが今の生活保護です。生活保護だけで約4兆円。防衛予算は5兆円。どっちが大事?

私の場合は即答で「防衛予算」なのですが、色々な意見があると思います。が、一回考えてみてください。

最後に「東京23区」の生活保護は、全く容認できません。「生活保護」を受けるのなら、まずは住居費の安い地域に移るべきです。